●ダンボールスピーカーの特徴
スピーカーの箱は、木で作られるものがほとんどです。市販のスピーカーはほとんどが木ですね。自作スピーカーでそのほかには、塩ビ管を使用した塩ビ管スピーカーなるものもあります。どうやら自作スピーカーの醍醐味は大型化にあるようです。
まあしかし、入門用としては、やはり小型でそれなりに小ぶりなものを目指すことにします。敷居を低くする意味と、失敗しても痛手が少なくて済むように、スピーカーユニットなどもできるだけローコストを目指します。
ダンボールは資材として、木に比べて、工作が非常に楽です。
| 利点 |
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|---|---|
| 欠点 |
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欠点が致命的な気もしますが、何十万円もするようなアンプを並べて利用する本格的スピーカーではありません。細かいことは気にしないことにします。
何より、手軽に自作の楽しみを味わえるのは最大の利点と言えるでしょう。

●材料と工具と経費
使用する材料と、必要となる工具などをリストアップします。
当然ながら予算がどれくらいになるかも、制作前に検討しておくべきでしょう。
なお、掲載価格は目安です。
・材料
| スピーカーユニット | コイズミ無線オリジナル 580円×2(+送料) | |
| スピーカーコード | 電源コード2m 500円くらい | ホームセンターで売ってる |
| ネジ、ナット | 3φx20mm(6本)140円 | スピーカーユニットを固定するため ユニットのネジ穴に見合うもの |
| Amazonダンボール | 0円 | 取りによっていくつかいるかも |
(必要に応じて)
| スピーカープラグ(1セット4つ) | 800円くらい |
| バナナプラグ(1セット4つ) | 1000円くらい |
ペア制作するとしても材料費は2,500円(+送料)くらいでしょうか。
東京にお住まいの方は、秋葉原に行けば送料はありません。いいなあ。
・工具
| カッター | 750円 | 私は大型の刃のものを使っています なんでもいいと思います |
| カッターマット A4 | 757円 | 必須でしょう |
| アルミ定規 | 525円 | 思い切りカットするためには必要 |
| 円切りカッター | 1500円 | ユニット取り付けの穴を開けるため |
| 木工用ボンド | 400円くらい | |
| 仮組みのためのテープ | 100円 | 跡が残らないもの |
| ドライバー | ありものを使用 | |
| 付箋 | ありものを使用 | 部品のラベリング |
使用する工具としては、円切りカッターが一番特殊かもしません。1500円するのです。代用できるものがあるならそれでもよいでしょう。基本的には、ありものを利用すればいいです。
・そのほか
アンプなどの音源は必須です。これがないとスピーカーは音を出すことができません。
→ 3.設計
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